研究課題
基盤研究(C)
3年間にわたる活動によって、日本思想史のミッシング・リンクとも言われる近世の習合思想について、多面的な研究を行うことが出来た。具体的には、『大成経』やそれを広めた依田貞鎮の著作、当時の聖徳太子信仰、地域で活動した寺院の蔵書調査などを実施した。そしてその成果を、論文や口頭発表によって公開した。特に2015年の国際会議、2016年の学会報告(パネルセッション)、2017年の国際学会報告(パネルセッション)、2018年刊行予定の編著などが主要な成果として挙げられる。
日本近世思想史