研究課題
基盤研究(C)
本研究では、海外の生人形作品について、アメリカ合衆国3点、イギリス7点、ドイツ4点、ロシア4点を新たに実見し、資料調査・解読を行った。これらの作品は、外国人が来日して横浜の美術商で購入・寄贈もしくは海外の日本美術商にて購入・収集し、後に寄贈した事例であることが判明した。また人形師の制作形態は三代続いた安本亀八を除き、松本喜三郎、花沼政吉になど個人制作が主体であることが明らかとなった。
美術史