研究課題/領域番号 |
26370144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 大阪芸術大学 |
研究代表者 |
河田 昌之 大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (20712061)
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研究協力者 |
片桐 洋一 大阪女子大学, 名誉教授
林 進 関西大学, 非常勤講師
大口 裕子 霞会館資料展示委員会, 学芸員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 伊勢物語 / 伊勢物語絵巻 / 住吉如慶 / 愛宕通福 / 物語絵 / 絵巻 / やまと絵 / 住吉派 |
研究成果の概要 |
住吉如慶筆「伊勢物語絵巻」(東京国立博物館蔵)に描かれた80章段の各絵画場面について物語の内容がどのように絵画化されているのか読み取りを行った。美術史、国文学、建築史・住宅史の3分野の研究者が、住吉如慶の作風や絵画表現について、注釈書や版本の図様との比較をとおして、討議を重ね検討した。その結果として、本絵巻は伊勢物語絵の伝統をふまえて、独自性を備えた場面解釈や絵画表現を持つ作品であることが明らかになった。この研究によって、伊勢物語絵の体系を構築する上で、江戸時代前期を代表する作品として基礎的な研究データを得ることができた。この研究成果を研究書として公刊する予定である。
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自由記述の分野 |
人文学
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