研究課題
基盤研究(C)
本研究は、第1次世界大戦後、オーストリアの首都で社会民主党が勢力をもっていた時代(1918年~1934年)、いわゆる「赤いヴィーン」における音楽文化を考察した。まず1924年10月から始まったラジオ放送は音楽文化を考える上で重要であるため、音楽番組の整理を行った。次にシューベルト没後100年を、ヴィーンの諸芸術のモダニズムの特徴およびオーストリア社会民主党の音楽政策との関係から考察した。
音楽学