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2017 年度 研究成果報告書

ナチ映画を巡る現代ドイツ・ナショナリズムのメディア論的研究:2010年代の新展開

研究課題

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研究課題/領域番号 26370192
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 芸術一般
研究機関広島修道大学

研究代表者

古川 裕朗  広島修道大学, 商学部, 教授 (20389050)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードドイツ・アイデンティティ / ドイツ映画 / ナチ / 白バラ / アーレント
研究成果の概要

2000年代から2010年代にかけてのドイツ映画賞作品賞受賞作のうち、特に《白バラの祈り》と《ハンナ・アーレント》に焦点を合わせて研究を行った。《白バラ》については、同じく「白バラ」を題材とした映画で1980年代にドイツ映画賞を受賞した2つの作品および連邦大統領による「白バラ」追悼記念講義との比較考察を行った。《アーレント》については、作品の分析に加え、この映画がモチーフとするアイヒマン裁判が行われた1960年代を含む戦後のドイツ・アイデンティティに関して様々な言説と演説の分析を行った。これによって“良いドイツ国民”の描写から“凡俗なドイツ国民”の描写へと転換する傾向の一部を明らかにした。

自由記述の分野

美学・芸術文化学

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公開日: 2019-03-29  

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