研究課題/領域番号 |
26370208
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
中根 千絵 愛知県立大学, 日本文化学部, 教授 (80326131)
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研究分担者 |
龍澤 彩 金城学院大学, 文学部, 教授 (00342676)
小助川 元太 愛媛大学, 教育学部, 教授 (30353311)
鈴木 彰 立教大学, 文学部, 教授 (40287941)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 17世紀 / 大名家 / 武 |
研究実績の概要 |
中世以来の実践する武という価値観から脱却し、平和の時代を志向する17世紀の価値観に即応するように、武的価値観が再編されていく様相を物語・絵本絵巻・屏風・故実書・兵法書等の内容と扱われ方の両面から分析し、把握する為、次のことを行った。1,「神祇宝典」等の各藩の重要書物と大名文化の〈武〉の象徴としての八幡信仰の関連2,吾妻鑑の儀礼における扱われ方 3,貴久記の各藩での位置付け 4,和漢軍談のような対外的視点を有して記されたものの位置付け 5,本朝三国志、長久手記のような戦国期の事を記したものの位置付け 6,今昔物語集のような説話集の位置付け 7,大名家における豪華絵巻の受容 8月17日~18日の九州大学図書館調査を経て、下記のシンポジウムを開催した。2016年12月17日(土) 説話文学会・仏教文学会合同例会 於同志社大学今出川校地寧静館5F会議室 シンポジウム 「大名文化の編成と八幡信仰」[司会] 立教大学・鈴木彰、「 尾張徳川家の大名道具に見る八幡信仰」金城学院大学・龍澤彩、「中世近世移行期における尾張・三河の八幡再興の〈物語〉」愛知県立大学・中根千絵、「湯月八幡宮の再興と武の物語」愛媛大学・小助川元太 3年間の科研費成果を発表する会を開催した。 2017年3月11日(土)13時30分~17時 於愛知県産業労働センター15階 中根千絵「尾張藩蔵書目録に見られる『和漢軍談』、小助川元太「大名家の儀式における軍書」、龍澤彩「毛利博物館所蔵「源氏物語絵巻」について」、鈴木彰「尾張藩と『貴久記』―蓬左文庫本を窓としてー」
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