平成27年に東海地方で行われた能楽催しの番組を収集・整理して入力した。岐阜県中津川市の明治期から昭和40年代まで活動継続した松本長・高橋徳之に師事した中津宝生会の活動について調査し、会員である中津川の素封家菅井大作氏と松本長の交流についてまとめた。また戦後中津川謡曲連盟会長岩田豊治氏が塚本秀雄を招いて戦後から昭和五十年代まで活動した中津川塚本社中の活動について調査しまとめた。これらの研究を・飯塚恵理人「戦後東海地域古典芸能資料の紹介―写真から伺える能楽・筝曲愛好者の実際―」、椙山人間学センター「椙山人間学研究」第12巻、P.155-162、平成29年3月・飯塚恵理人「大正から昭和戦前までの観世流謡曲免状の発行」、東海能楽研究会「東海能楽研究会年報」第21号、P.9-10、平成29年3月・飯塚恵理人「中津川市菅井家所蔵 松本長・高浜虚子短冊および松本長筆菅井大作宛て年賀状について」、椙山女学園大学文化情報学部「椙山女学園大学文化情報学部紀要」第16巻、P.171-175、平成29年3月にまとめた。
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