研究課題
基盤研究(C)
大阪府河内長野市の地蔵寺を中心にいくつかの寺院と文庫の所蔵文献を調査し、江戸時代(近世)の仏教説話集について分析を進めた。その結果、中世のみならず江戸時代においても仏教説話集の形成や享受の場として寺院が重要であること、所蔵文献1点1点の精査が出版に至る経緯を考える上で有効であることを従来よりも明確に示すことができた。さらに、地蔵寺では今後の研究につながる新たな資料群を見出すことができた。
日本文学