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2016 年度 研究成果報告書

イギリス社会における群集の変容とモダニズム小説の勃興

研究課題

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研究課題/領域番号 26370304
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関関西学院大学

研究代表者

伊藤 正範  関西学院大学, 商学部, 教授 (10322976)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードイギリス小説 / 群集 / 労働運動 / 初期モダニズム / ジャーナリズム
研究成果の概要

イギリス19世紀~20世紀初頭の小説テクストにおける群集表象に着目し、当時の社会における群集のあり方の変遷が、モダニズム文学の発生・発展とどのような関連を有していたのかを探った。主な成果として、Wells, The Invisible Manの終末部に現れる労働者の群集、Hardy, Jude the Obscureにおける祝祭日の群集、さらにはConrad, The Nigger of the “Narcissus”におけるロンドンの群集を、当時のLe Bonなどによる群集理論と照らし合わせながら分析し、新時代の群集への変遷が、当時のフィクションの言語に多大な影響を与えていることを見出した。

自由記述の分野

イギリス文学

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公開日: 2018-03-22  

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