世界シェイクスピア超言語上演(Translingual Performance of Shakespeare Worldwide)の意義と可能性の解明に取り組んだ。世界的にもまだ新しく、特に日本では遅れている超言語実践(translingual practice)研究の立場から、世界各地で行われているシェイクスピア上演について、その意義と可能性を理論と実践の両面からある程度まで解明することができた。3年間で、世界シェイクスピア超言語上演研究に資する貴重な実例を見出すと同時に、今後の世界シェイクスピアをとおした超言語上演の理論と実践に有意義な提言を行うことができた。
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