スペイン語圏の都市でアンケート調査を実施することにより、スペイン語文法における重要な統語的テーマの地理的変異を明らかにし、統語研究に生かす目的をもつ。それまでの12年間にわたる調査・研究に加え、新たにこの3年間の調査により、スペイン10地点、ラテンアメリカ14都市での調査を終え、多くのデータを収集することができた。この成果は、本研究のHPで見ることができる。 また、スペイン言語学の泰斗イグナシオ・ボスケ博士とエンマ・マルティネル博士を招聘し、本研究の評価をしてもらうとともに、今後の研究発展のための助言を得ることができた。
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