語用論研究で定型表現の文法における役割に注目し、ことわざが単に慣習化した社会文化的パタンを示すだけでなく、コンストラクション・スキーマとしても機能していることを明らかにした。文副詞の分析にレトリックストラテジーの観点が有効であることが確認された。言語の創造的使用例としてN-proof語研究を行い、その分析にはブレンディング分析よりもストーリー的知識による分析が有効であることを示した。一見変則的に見えるが自然な表現として使われている [X is X is X]構文に着目し、そのエコロジカルニッチを探ると共にディスコースにおける詳細な用例分析を行い構文としての全体像を明確に示した。
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