インド・チョーターナーグプル丘陵で話されるドラヴィダ語族のクルフ語とオーストロアジア語族のコルワ語の調査を中心として行った。コルワ語については、録音をもとに書き起こしを進め、グロス付きテキストを3点公刊し、それに基づいた文法研究を1点発表した。 クルフ語に関しては、インタビューおよび現地調査によって文法調査を行った。文法記述と収集したテキストに語注と訳を付したもの、および辞書をまとめて Bablu Tirkey と共著で The Kurux Language として Brill 社から刊行した。クルフ語についてはほかに論文や研究発表を行った。
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