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2015 年度 実施状況報告書

メタ言語能力の発達過程の解明とそれに対応した言語教育システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26370499
研究機関明海大学

研究代表者

大津 由紀雄  明海大学, 外国語学部, 教授 (80100410)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードメタ言語能力 / 言語教育 / 母語 / 外国語
研究実績の概要

本研究は、メタ言語能力の発達過程を文献調査と実験により解明し、その結果をもとに、メタ言語能力の発達過程に対応 した言語教育プログラムを開発することを目的とするものである。さらに、研究成果の社会への還元を目的 に、教員を対象としたワークショップおよび一般を対象とした講演会を定期的に実施する。
これまでの主たる成果として、以下がある。①メタ言語能力の発達に関する文献調査と実験を行い、3歳児にメタ言語能力の萌芽が観察されること、4、5歳児にメタ言語能力の開花が観察されることを確かめた。②メタ言語能力の発達過程に対応した言語教育システムの開発を行っている。その作業には小中高の教員の協力を得ている。③国語教育と英語教育を言語教育として統合する必要性について検討を開始した。④教員を対象としたワークショップや一般を対象とした講演を実施した。⑤教員向けの論考を公刊した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

文献調査、実験、論考の公刊、講演などの実施など、ほぼ予定どおり進展している。

今後の研究の推進方策

当初の計画どおり、文献調査と実験の継続、および、成果の社会への還元を行う。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件)

  • [雑誌論文] ことばについて知ることの大切さ2016

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 雑誌名

      日本語学

      巻: 35-2 ページ: 2-12

  • [雑誌論文] 小学校教育として外国語教育に求めるもの2015

    • 著者名/発表者名
      直山木綿子・大津由紀雄
    • 雑誌名

      初等教育資料

      巻: 929 ページ: 36-41

  • [雑誌論文] 「教育のグローバル化・国際化」と英語教育2015

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 雑誌名

      指導と評価

      巻: 61-10 ページ: 12-14

  • [雑誌論文] 小学校への教科としての英語教育の導入と対応策2015

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 雑誌名

      教育と医学

      巻: 63-12 ページ: 12-19

  • [学会発表] 小学校での言語教育を考える--- 英語教育導入の流れの中で2016

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 学会等名
      広島大学大学院教育学研究科 初等カリキュラム開発講座学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2016-01-09
    • 招待講演
  • [学会発表] ことばと教育について---理論と実践の両面から考える2015

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 学会等名
      松山大学大学院言語コミュニケーション研究会
    • 発表場所
      松山大学
    • 年月日
      2015-12-19
    • 招待講演
  • [学会発表] 次期・次々期学習指導要領に望むこと・望まないこと2015

    • 著者名/発表者名
      大津由紀雄
    • 学会等名
      第45回中部地区英語教育学会和歌山大会
    • 発表場所
      和歌山大学
    • 年月日
      2015-06-27
    • 招待講演

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公開日: 2017-01-06  

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