研究成果の概要 |
フランス語において直接他動構文(N-V-N)と間接他動構文 (N-V-a;-N / N-V-de-N)の両方が可能な基本動詞について直接・間接他動構文間の対立を大規模コーパスの検証に基づき,統辞と意味の観点から捉え,一つの動詞に可能な直接・間接他動構文間の対立に共通する傾向が存在しているかを探った。例えばcroire N / que / inf (croire une histoire)と croire a N (croire au progres) にはどのような分布・統辞・意味上の違いがあるかを探り、croire a Nでは前置詞 a 固有の方向性の価値が構文を特徴づけていることを捉えた。
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