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2016 年度 実績報告書

複文構文の歴史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26370541
研究機関九州大学

研究代表者

青木 博史  九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (90315929)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード複文 / 構文 / 歴史的変化 / 文法化 / 準体
研究実績の概要

本年度における研究業績は,以下のとおりである。

①単著『日本語歴史統語論序説』,ひつじ書房,280pp,2016年11月。②編著『日本語文法史研究3』,ひつじ書房,320pp,2016年12月。③論文「語から句への拡張と収縮」,藤田耕司・西村義樹編『日英対照:文法と語彙への統合的アプローチ―生成文法・認知言語学と日本語学―』,開拓社,pp.408-422,2016年6月。④論文「非変化の「なる」の歴史―本多論文への日本語史的アプローチ―」,藤田耕司・西村義樹編『日英対照:文法と語彙への統合的アプローチ―生成文法・認知言語学と日本語学―』,開拓社,pp.274-281,2016年6月。⑤論文「文献国語史の研究動向と方言研究との接点」,日本方言研究会編『方言の研究2』,ひつじ書房,pp.117-130,2016年9月。⑥論文「日本語文法史の再構をめざして―「二段活用の一段化」を例に―」,大木一夫・多門靖容編『日本語史叙述の方法』,ひつじ書房,pp.169-185,2016年10月。⑦論文「文法史の名著:関一雄『国語複合動詞の研究』」,青木博史ほか編『日本語文法史研究3』,ひつじ書房,pp.263-274,2016年12月。⑧口頭発表「歴史語用論研究の可能性」<ワークショップ:行為指示表現の歴史語用論>,日本語学会2016年度秋季大会,山形大学(山形市),2016年10月30日。⑨口頭発表「「です」の文法化」,第1回「日本語と近隣言語における文法化」ワークショップ,東北大学(仙台市),2016年11月27日。

当初より予定していた本科研の研究成果の集大成として,著書①を刊行した。「構文」という概念を中心に,日本語の歴史変化をダイナミックに描いたものとして,記述・理論の両面から世界の言語学に貢献する成果である。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 語から句への拡張と収縮2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 雑誌名

      日英対照:文法と語彙への統合的アプローチ―生成文法・認知言語学と日本語学―

      巻: - ページ: 408-422

  • [雑誌論文] 非変化の「なる」の歴史―本多論文への日本語史的アプローチ―2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 雑誌名

      日英対照:文法と語彙への統合的アプローチ―生成文法・認知言語学と日本語学―

      巻: - ページ: 274-281

  • [雑誌論文] 文献国語史の研究動向と方言研究との接点2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 雑誌名

      方言の研究

      巻: 2 ページ: 117-130

  • [雑誌論文] 日本語文法史の再構をめざして―「二段活用の一段化」を例に―2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 雑誌名

      日本語史叙述の方法

      巻: - ページ: 169-185

  • [雑誌論文] 文法史の名著:関一雄『国語複合動詞の研究』2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 雑誌名

      日本語文法史研究

      巻: 3 ページ: 263-274

  • [学会発表] 「です」の文法化2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 学会等名
      「日本語と近隣言語における文法化」ワークショップ
    • 発表場所
      東北大学(宮城県仙台市)
    • 年月日
      2016-11-27
  • [学会発表] 歴史語用論研究の可能性2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 学会等名
      日本語学会2016年度秋季大会
    • 発表場所
      山形大学(山形県山形市)
    • 年月日
      2016-10-30
  • [図書] 日本語歴史統語論序説2016

    • 著者名/発表者名
      青木博史
    • 総ページ数
      280
    • 出版者
      ひつじ書房
  • [図書] 日本語文法史研究32016

    • 著者名/発表者名
      青木博史・小柳智一・高山善行(編)
    • 総ページ数
      320
    • 出版者
      ひつじ書房

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公開日: 2018-01-16  

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