研究課題
基盤研究(C)
外国人留学生で非漢字日本語学習者30人、中国人15人、韓国10人及び日本人19人を対象に漢字正誤判断時の自発的空書行動の有無、正答率、反応時間、眼球測定をした。刺激漢字は5種類で、曖昧漢字、偽漢字、ハングル文字、真漢字、部首倒置漢字であった。眼球運動は個人差が多かったが、中初級学習者は長い停留点がみられた。経時的変化では初中級では空書なしは曖昧漢字と偽漢字の正答率が空書ありの学習者より低かった。自発的空書き行動は漢字学習時の書字学習を反映し、書字の重要性を示している。
日本語教育