研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、日本語学習者の発話における呼気のコントロールを明らかにすることである。分析では、呼気の総流量がキャリア文中の語全体および各ユニットの持続時間にどのように配分されているか検討した。資料語は、5拍の無意味語33語とそれらを含むキャリア文である。分析の結果、米語話者では日本語母語話者とは異なり、キャリア文中で総流量が増加する傾向があり、221型の第3ユニット以外でも流量が増加する傾向があった。
音声学、日本語教育