本研究では、これまで研究代表者および分担者が行ってきた研究で開発した日本語ポライトネス指導教材・教師用手引書を基に、国内外の日本語教育関係者と連携して日本人の言語行動における日本語ポライトネス指導を実践し、異文化理解教育促進のネットワークを作った。 先ず、メディア等を利用した効率的指導方法・コースデザインを作成し国内の大学・大学院における指導を基に指導法を確立した。次に、海外の日本語教育機関における異文化理解教育の実態を調査し、中国、韓国、台湾、ロシア、アメリカ、ベトナム、エジプト等の日本語教育関係者と連携し、海外での異文化理解教育促進のためのネットワークを形成し、継続的実施の基盤を作った。
|