研究課題
基盤研究(C)
調査はインタビューと参与観察を中心にし、DLAやPAC分析も行った。その結果、日本生まれ日本育ちの子どもであっても教科学習言語能力に関してはかなりの差異が見られた。その要因として、将来展望の明確さ、読書量、自律学習の意識の違いが考えられ、それらが子ども自身の学習能力に対する自信や学習意欲と強く結びついていることがうかがわれた。また、子どもの学習に対する親の関心や配慮および日本の教育制度に対する正しい理解にくわえ、教師による適切な助言の重要性も示唆された。
日本語教育学