平成23年度に文科省が発表した『国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策』では,各中学・高校において,学習の到達目標をCAN-DOを制定することを求めている。このような政策は歓迎されるべきだが,課題も残されている。CEFRでは,教育領域に係るCAN-DOリストが圧倒的に少ない。また,B1以下のレベルにおいて,CALPの育成に関連した言語活動が乏しい。そこで,本研究では,B1以下のレベルのCALPを育成するCAN-DOリストを作成した。また,これまでの研究に欠けていた学習ストラテジーの視点を取り入れ,そのそれぞれのレベルに到達するのを助ける学習ストラテジーリストを作成した
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