本研究では、国内の授業及びセミナーでの教室内コミュニケーション、学生のインタビュープロジェクト、自由英会話練習の集まり及び海外(イギリス及びニュージーランド)で行ったホームステイ中の会話、買い物、駅での問い合わせ等において、日本人が英語で行う実際の異文化コミュニケーション場面の音声録音及び動画録音を収集した。また、会話分析を活用し、このデータの一部を分析し、話題管理、ストーリー・テリング、ディスコース・アイデンティティ、会話の修復及び参加姿勢枠組等の参加者のコミュニケーション能力の具体的な種類とその特徴を明らかにした。今後は、上記を踏まえてオーセンティック教材を開発する。
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