コンピューターを使ったEラーニングにおいて、従来のキーボードに代わる新しい手段として手書き認識の機能を利用することの可能性を探るため、これを応用したEラーニングシステムをプロトタイプ化し、ハードウェア、ソフトウェアの両面からその特徴を明らかにした。 この結果、Eラーニングにおける文字入力に手書き認識機能を利用することは、特にキーボードに未習熟の学習者にとって大きなメリットがあることがわかった。ただし、その入力効率は手書き入力のインターフェイスによっても差があり、OS標準の機能だけでは十分にその利点が生かされないが、手書きに特化した教材を開発することでそれが補えることもわかった。
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