本研究では、グローバル人材能力育成のために日本国内で実施するプログラムに関して、次の2つの観点から分析を行った。①English Campに参加した中学生の意識・態度の変化を測定し、この変化が英語母語話者留学生との交流の場合と様々な言語背景の留学生との交流の場合でどのような差異が生じるかを検証し、②日本人大学生が留学生とEnglish Campを協働してプログラム企画・運営する時に、①で述べたそれぞれの留学生とでどのような差異が生じるかを検証した。 両グループにおいて英語学習意欲や異文化対応力等に向上が見られた。英語母語話者との交流に拘る必要性が低いことが検証できた。
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