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2016 年度 研究成果報告書

異文化接触・受容の視点から見た日本近代朝鮮語教育史の総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26370726
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関大阪大学

研究代表者

植田 晃次  大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (90291450)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード朝鮮語教育史 / 韓国語教育史 / 異文化接触 / 旧朝鮮語学 / 朝鮮語 / 原物主義 / 人物史主義 / 現地主義
研究成果の概要

本研究では、近代日本で朝鮮語に関わった人物らの経歴・活動・著作物を詳細に分析し、「代表的な朝鮮語の普及者」と評価されていた人物らに対する従来の評価が一面的であり、必ずしも妥当ではないことを実証した。これにより、ある人物が朝鮮語という異文化に接触した時、当時の社会的背景の中で如何にそれを受容する/しないことによって、どのような人生行路を歩むかということを明らかにした。その結果、彼らのほとんどは朝鮮語の専門家ではない市井の人々であり、彼らにとって朝鮮語という異文化は、自らの人生を切り拓くために必要に応じて利用する着脱可能なアイテムに過ぎなかったということを明らかにした。

自由記述の分野

人文学

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公開日: 2018-03-22  

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