研究実績の概要 |
本年度は、次年度に実施予定の現地フィールドワーク・聞き取り調査に向けて、準備を進めた。次年度は現地(アンゴラおよび比較対象としてのサントメ、赤道ギニア、植民地時代の史資料収集先としてのポルトガル)でのフィールドワーク、聞き取り調査を実施するが、これに向けて現地の言語意識をメディアを用いて探った。現地メディアである新聞およびインターネット新聞である Jornal de Angola, O Pais, Semanario Angolense, Agora, A Capital, Angolense, Novo Jornal, Angola 24 horas, Jornal Folha 8, Rede Angola等、テレビ局である TPA-Televisao Publica de Angola, TV Zimbo, RTP Africa, 通信社である Angop-Angola Press, AngoNoticias, Club-K, ラジオ局であるRNA-Radio(以下、R. と略) Nacional de Angola, R.Ecclesia, Antena Comercial, R.Mais,LAC-Luanda Antena Comercial, Ngola and Diaspora, Ngola R., Nostalgia Viva Afro Music,R. Canal Angola, R.Estereo, R.Five, R.Kuia Bue FM, R.Kwanza Sul, R.Luanda, R.Perola Negra(ここまですべてポルトガル語), R.N’Gola Yetu(バンツー系のいわゆる「国民言語」である複数の言語での放送)等の記事、番組などを量的調査し、公用語ポルトガル語とその他の「国民言語」についての意識の相関について検討した。
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