研究課題/領域番号 |
26370751
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研究機関 | 京都文教大学 |
研究代表者 |
陸 君 京都文教大学, 臨床心理学部, 教授 (40351374)
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研究分担者 |
田浦 秀幸 立命館大学, その他の研究科, 教授 (40313738)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 英語教員養成 / 就職後の研修 / 小学校英語教育 / 母国語と英語 / 教員の成長 |
研究実績の概要 |
2015年の10月に、4つの小中学校へ4人の新人教員の追跡調査を行った。 上海市黄浦区教育学院・附属中山学校(小中一貫公立高校)8年(中2)授業見学徐顧Xu Gu 老師(女性25歳、4年目の先生)中の下レベル(男6女9合計15人)6年生時からの持ち上がりで現在HRとなっているクラスでの授業と、2015.10.12(月) 2:05-2:45授業見学@(公立)敬業初等中学8年(Tany Yangたん・やん)湯揚先生(男性26歳・男11女6合計17人の昨年からの持ち上がりクラス。去年担任だったが今年は授業担当だけで担任を外れた。学校の方針で若いので授業専心の為。教員4年目) 2015.10.13(火) 8:20-9:00@(半官半民)上海市大寧国際小学校2年授業見学(男11女12=23人)季明鋒(女性教員2年目。教育実習時撮影・internの1年間無し・教員1年目撮影を昨年)昨年は4年生の授業見学であったが今年は小学2年生の授業を見学した。35分授業。 2015.10.13(火) 1:45-2:25@(上海市進才実験小学校・蒋超健先生(女性)1990.8.4生まれで25歳(2012.9新任の4年目の教員。上海師範大学卒業時BAND test8級合格)。昨年は1年生の授業見学であったが今年は小学2年生の授業を見学した。35分授業。男23人/女15人=38人クラス。授業開始直後騒がしかったのでかなり子供達を叱りつけてから授業開始。2年生は週に4回の英語の授業がある。 この4人の新人教員の追跡調査により、とても大切にデータを取れて、今年度の分析に役に立つ情報を入手出来、研究資料としてまとめることも出来た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
2年間の上海現地追跡調査により、4つの小・中学校の新人教員の授業見学やインタビューを順調に行い、教員の指導技能やスキルアップをも観察かつ記録、分析が出来、新人教員の成長と問題点の研究も進んでいる。 当初心配した追跡調査が難しいのことも、現地の知り合いの教員が全部手配して頂いたので、調査の目的を実現している。
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今後の研究の推進方策 |
計画した通り、今年も9月も1週間上海へ現地追跡調査を行い、継続して授業見学、インタビュー、教員研修や新人教員の成長ぶり、心理変化などをデータ収集し、日本に戻ってきたら、データ分析や研究論文を手かける。
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次年度使用額が生じた理由 |
海外ーー上海への1週間出張費用、上海での交通費、現地先生たちとの懇談会費。そして現地教科書、CD,DVDなどの購入費用、日本に戻ってから、現地で録音した授業記録やインタビューの録音データの書き起こしのため、院生の助手を使うための費用などなど。
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次年度使用額の使用計画 |
海外ーー上海への出張一週間費用、2人で約40万。現地交通費や教員懇談会費用、約5万円。現地の英語教科書などの購入費用、約3万円。 日本で学生バイト代約15万。カメラ・録音機材など、約10万。
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