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2017 年度 研究成果報告書

前近代社会における人の識別について―コンバウン王国を事例に―

研究課題

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研究課題/領域番号 26370838
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 アジア史・アフリカ史
研究機関愛知大学

研究代表者

伊東 利勝  愛知大学, 文学部, 教授 (60148228)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード民族 / 「人種」 / 国民国家 / コンバウン王国 / 101の人種 / カラビョー / ビルマ・ムスリム / エスニシティ
研究成果の概要

前近代社会における「人種」名は,単に住民の出身地や信仰形態の違いをあらわすものにすぎず,社会的な「排除」や「包摂」の手段として機能していなかった。ところが近代国家(国民国家)による集権化は,ひとつの言語や規範つまり「文化」によって推進されるので,そうしたなかで形成される政治勢力は,自らの「文化」に強いこだわりを示し,これを運動の原動力とせざるをえず,ここに「人種」が民族に転化し,ナショナリズム運動やエスニック闘争が形成され,拡大していくことを明らかにした。

自由記述の分野

歴史学

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公開日: 2019-03-29  

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