研究課題
基盤研究(C)
2012年以降の契丹文新資料の増加、研究の深化を踏まえ、『遼史』において最古の原資料を反映し、研究上の問題点も山積している地理志を批判的に再検討した。中国内蒙古自治区東部・遼寧省西北部・河北省北部における遼代契丹文・漢文石刻資料の収集と考古学的現地調査によって獲得された知見を活用することによって、単なる文献学的研究ではなしえない地理志の再構築を達成した。
人文学