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2016 年度 実施状況報告書

古代・中世の北海道における儀礼に関する考古学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26370903
研究機関東海大学

研究代表者

内山 幸子  東海大学, 札幌教養教育センター, 准教授 (20548739)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード火災住居 / 動物儀礼
研究実績の概要

2016年度は産前・産後休暇及び育児休暇を取得したため、研究は実施できなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2015年度に妊娠が判明し、当初予定していた海外出張や国内出張が実施できず、研究内容を一部変更せざるをえなかった。さらに翌2016年度は産前・産後休暇及び育児休暇の取得により、丸1年間研究を中断したため、研究の進捗は遅れている。

今後の研究の推進方策

子供がまだ幼いため海外調査は今後の予定から外したが、研究の課題内容からしてあくまでも研究の中心は北海道内であるため、今後研究を進める上でそれほど大きな支障とはならない。道内を中心とする国内出張については家族の助けを借りながら再開していく。
資料調査のために必要となる動物遺体などの資料については、各研究機関及び博物館から、可能な限り勤務先である東海大学札幌校舎に送付していただく。これにより、出張で家を空ける日数を減らせるとともに、比較資料となる動物標本が揃っている場所で精度の高い分析を行うことが可能となる。
遺跡報告書の整理が本研究の軸の一つであるが、これについては道内の報告書が揃っている北海道埋蔵文化財センター等の協力を得て、図書室に直接入らせていただき、データの収集に努める。報告書の整理には、対象となる遺跡数が多いこともあり、多くの時間がかかることが予想される。このため、報告書の収蔵機関には定期的に通うとともに、夏休みなどの期間を利用して集中的に作業にあたる。非売品であることが多い報告書であるが、古書として出回ることもあるため、重要遺跡に関しては購入もしていく。

次年度使用額が生じた理由

2015年度の途中で妊娠が判明し、当初予定していた国内外での出張を伴う資料調査や成果報告が十分に実施できなかった。さらに翌2016年度は、丸一年間、産前・産後休暇及び育児休暇を取得したため、次年度繰越金が生じるに至った。

次年度使用額の使用計画

2017年度からの研究再開後も、長期間の出張を伴う資料調査は引き続き実施が難しいことが予想されるため、当初、計画に含めていたサハリン調査は取りやめ、国内のみにするとともに、収蔵先から貸借できる資料は可能な限り貸借し、現地にその都度行かなくても分析量を確保できるように努める。

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公開日: 2018-01-16  

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