研究課題
基盤研究(C)
東北地方と北海道を事例に、過疎地域を中心とした流通システムの現状を把握するとともに、移動販売車など低需要地域で運用可能な流通システムの展開可能性について検討した。北海道ではコープさっぽろが運営する移動販売車の実態について調査し、その運用状況やコスト構造について分析した。東北地方では東日本大震災の津波被災地を事例に、人口減少が進む中で地域商業がどのように復活、維持されているのかを検討するとともに、仮設住宅など高齢者が多く居住する地域における移動販売車の実態について検討した。
経済地理学