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2017 年度 研究成果報告書

「弱者家族」の司法アクセスに関する日・英・加比較研究‐仲介者による支援の視点から

研究課題

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研究課題/領域番号 26380004
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎法学
研究機関新潟大学

研究代表者

田巻 帝子  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (80251784)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードvulnerability / 社会的弱者 / 司法アクセス / 性的マイノリティ / 仲介者 / 複合的要因
研究成果の概要

どのような属性を持つ者が「司法アクセスからもっとも遠い」という意味で「弱者」といえるかについて、いずれの社会でも①弱者度を構成する複合的な要因(属性)を抱える当事者、②1つの要因が他の要因を招く「負の連鎖」を抱えている当事者が顕著であるという共通点をみることができた。
また、司法アクセスが困難な者を専門家につなぐための非専門家の「仲介者」が重要な機能を果たしていることも共通の現象として確認できた。
さらに英国やカナダと異なり、日本においては家族制度など既存の枠組みの外に置かれ、社会的認知が不十分であるため、「性的マイノリティ」当事者はより深刻な司法アクセス阻害の問題を抱えているといえる。

自由記述の分野

法社会学

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公開日: 2019-03-29  

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