研究課題/領域番号 |
26380015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 京都産業大学 (2016-2017) 明治大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
吉田 如子 (原如子) 京都産業大学, 社会安全・警察学研究所, 研究員 (70533967)
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研究協力者 |
ゴパル ナーマラ University of Kwazulu-Natal, Senior Lecturer
グティエレス フィロミン University of the Philippines Diliman, Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 警察 / ジェンダー / 正統性 / 代表性 / 組織文化 / キャリアパス / 女性 |
研究成果の概要 |
本研究は、南アフリカ、フィリピン、日本の三国における女性幹部警察官の登用状況、経験、意識等を、文化的にも職員構成割合においても「男性的」とされる警察組織における、女性警察官、特に女性幹部警察官の登用が警察政策や実務、そして正統性追求活動に与える影響を解明することを試みた。三国の女性幹部警察官を対象とした調査票調査、面接調査、および、日本の男性幹部警察官を対象とした調査票調査結果より、女性幹部警察官が自らの存在が警察の正統性を高め、一線警察活動を市民社会の要請に対して応答的にしているとの自負を抱くことが明らかになった。しかし同時に幹部として確固たる自信を抱いているわけではないことも判明した。
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自由記述の分野 |
法社会学、警察学
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