研究実績の概要 |
本年度は、平成28年度に有斐閣から出版されることは決定されている単著「会社法と継受と収斂」に収録する論文を書いた。会社法の収斂の問題としては、高橋英治「ドイツと日本における経営判断原則の発展と課題商事法務2047号、商事法務2048号等を、ヨーロッパにおける会社法の収斂の問題としては、高橋英治「企業結合法と開業の自由――2013年6月20日ヨーロッパ裁判所インパクト・アズール判決を中心に」法学雑誌60巻3=4号pp.1214-1225(2014年)。会社法の継受に関する外国語論文としては、高橋英治「日本における会社ガバナンス改革の歴史と課題――現在進行中の会社法改正を中心に(中国語)」Eiji Takahashi, Die Zukunft des japanischen Konzernrechts, Die Aktiengesellschaft (AG) 2014, pp. 493-500を発表した。米国の講演としては、“RECEPTION” AND “CONVERGENCE” OF JAPANESE AND GERMAN CORPORATE LAW, 5. September -6. September 2014, Minneapolis, Minnesota, USAを、申請者の原稿の代読として行った。この講演は、Journal of Japanese Law, No. 38, pp. 109- 129 (2014)において発表した、その他に講演として、高橋英治「改正会社法における企業結合規制の現状と課題」日本私法学会ワークショップ報告、2014年10月11日、中央大学にて、高橋英治「ドイツにおける経営判断原則」JPX金融商品取引法研究会、2014年9月26日、大阪取引所にて、がある。
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