研究実績の概要 |
2017年度は、ドイツ語および英語での研究の総括として、Eiji Takahashi, Die Rezeption und Konvergenz des deutschen Handels- und Gesellschaftsrechts in Japan: Gesammelte Schriften, pp.1-401, Nomos, Baden-Baden (2017)を刊行した。また、高橋英治「一九世紀ドイツにおける株式会社に関する立法と学説の生成――ドイツと日本における株式会社法と株式会社法学の発展(一)」法学雑誌63巻1号pp.1-66(2017年4月)、高橋英治「二〇世紀ドイツにおける株式会社に関する立法と学説の生成――ドイツと日本における株式会社法と株式会社法学の発展(二)」法学雑誌63巻2号pp.267-361(2017年6月)、高橋英治「二一世紀ドイツにおける株式会社の『現代化』――ドイツと日本における株式会社法と株式会社法学の発展(三)」法学雑誌63巻3号pp.551-617(2017年9月)、高橋英治「一九世紀日本における株式会社に関する立法と学説の生成――ドイツと日本における株式会社法と株式会社法学の発展(四)」法学雑誌63巻4号pp.865-947(2017年12月)を発表し、ドイツと日本の300年以上にわたる株式会社法を対象として比較法制史を開始し、その成果を上記のように発表した。さらに中国の国際会議で、Eiji Takahashi, Corporate Groups and Law of Corporate Groups in Modern Japan, in: International Seminar on Legal Issues of Investment Safety on the Belt and Road, 10th November, 2017, Shanghai University Law School, Chinaという報告をした。
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