研究実績の概要 |
本年度の代表的な業績は、高橋英治『日本とドイツの株式会社法の発展』pp.1-428(2018年12月、中央経済社)を出版したことである。それ以外にも、高橋英治「ゴルトシュミットとギールケが株式会社法に与えた影響について」尾崎安央=川島いづみ=若林恭伸編『(上村達男先生古稀記念)公開会社法と資本市場の法理』pp.93-112(商事法務、2018年1月)、高橋英治「EUにおける会社のオンライン設立の動向と日本法への示唆」『NBL』1136号pp.44-53(2018年12月)、高橋英治「リーガル・ジャッジメント・ルールと日本法――法状態が不明確な場合における経営判断原則の適用可能性」民商法雑誌154巻3号421-447(2018年8月)、高橋英治「ドイツと日本における固有権論の発展と課題」德本穰ほか編『(森淳二朗先生退職記念論文集)会社法の到達点と展望』pp.312-332(法律文化社、2018年6月)などの日本語論文を発表した。 英語論文としては、、Eiji Takahashi/Tatsuya Sakamoto, Japan: The Protection of Minority Investors and the Compensation of their Losses, in: Pierre-Henri Conac/Martin Geltner (Edit.), Global Securities Litigation and Enforcement, Cambridge University Press (2019), pp.909-943を発表した。 中国語論文としては、高橋英治「徳国経営判断原則的発展及其問題」「現代法治研究」(Journal of Modern Rule of Law)、2018年第2期、刊号:CN-35(Q)第0077号、pp.66-79.
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