研究課題
基盤研究(C)
本研究は和文契約書における契約条項と英文契約書における契約条項の間に見られる違いを、法学的のみならず言語学的に、比較検討しようとするものである。両者の契約条項の間には、大きな隔たりがある。それを言語学者との共働により解明しようとする試みである。本研究途中で、契約を規律する民法につき大改正があり(債権法改正)、それへのキャッチアップが、本研究にとって必須の課題となった。加えて、研究の進捗に伴い、条項の意味を正確に理解するためには、契約を実現する裁判手続や手続法へも目配りが必要であることが分かり、これも本研究の追加的課題となった。
商法学