研究課題
基盤研究(C)
民事裁判における情報通信技術の利用は、諸外国では極めて進んでいるが、日本ではあまり進んでいない。社会でのインターネットやデジタル技術の利用が日本でも進んでいることは言うまでもなく、これに応じて否応なくデジタル情報による証拠やインターネットによる取引などを裁判所でも扱わざるを得ず、立法も行われている。しかし裁判手続自体に情報通信技術を活用することは、ごく一部に留まっている。本研究では、諸外国の裁判実務でのICT利用状況と問題点を明らかにして、日本での本格的活用のための示唆を得た。
民事手続法、サイバー法