研究課題
基盤研究(C)
本研究では、政党による候補者選出のあり方について日本、アメリカ、ガーナの三カ国を事例として分析し、重要なアクターに対する長時間のインタヴューを中心とする質的アプローチを用いて、公募制や予備選挙などのフォーマルな制度の運用実態と、事前に展開されるインフォーマルなリクルートメントの過程を明らかにすることを試みた。特に、ガーナについては多数の国会議員への聞き取りを通じて、予備選挙における競争が潜在的候補者の自己選抜や当選後の政策活動に与える影響が明らかになった。
アメリカ政治