• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

東西緊張緩和を巡るNATOの対立とジョンソン政権

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26380212
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関広島市立大学

研究代表者

倉科 一希  広島市立大学, 国際学部, 准教授 (00404856)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード米欧関係 / 冷戦 / 緊張緩和
研究成果の概要

本研究によって、1967年にNATOによって作成されたハーメル報告を、アメリカ政府は同盟内の緊張に対応するために支持したこと、とくに前年のフランスによるNATO軍事機構脱退との関連で位置づけていたことを明らかにした。これは、ハーメル報告が、西側陣営内の問題と関連する形で理解され、後者を緩和する一手段と位置づけられていたことを示す。しかしながらこの認識を、西欧諸国は必ずしも共有していなかった。さらにジョンソン政権期を通じて、アメリカ政府の関心が西ヨーロッパから他の地域、とくにヴェトナムに移りつつあったことは、この政策が十分に展開されないまま立ち消えになった可能性を示している。

自由記述の分野

アメリカ外交史

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi