研究課題
基盤研究(C)
本研究では、投資と経営者交代に関する動学的な理論を、企業経営者と投資家との間の利害対立や投資家が企業経営者の解雇政策にコミットメントできない状況を想定して分析した。具体的には、企業が最終的に解散するまでの機関における経営者の解雇政策と組み込み、そのうえで投資のq理論を考慮した連続時間エージェンシーモデルを発展させた。そして、アベレージq、マージナルq, 最適投資―資本比率に関する動学的分析を経営者の交代があるモデルで分析した。
金融契約理論、コーポレート・ファイナンス