研究課題
基盤研究(C)
本研究は,アダム・スミス以降の19世紀前半期イギリス経済学の歴史的変遷を,主として東インドカレッジ(マルサス,ジョーンズ,ステファン)とオックスフォード大学(ウェイトリ)に焦点をあてて,ディスプリンとしての経済学の形成過程として研究するものである.本研究の成果は,それぞれの大学の「経済学講義」の開講までの経緯,背景と,講義の特徴,内容,意義,そしてそれらの歴史的連関の一端を明らかにしたことである.
経済学史