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2016 年度 実施状況報告書

都市経済学の都市モデルと日本の現実の地価: 都市土地市場の開放度の識別

研究課題

研究課題/領域番号 26380285
研究機関尚絅学院大学

研究代表者

横井 渉央  尚絅学院大学, 総合人間科学部, 講師 (90344712)

研究分担者 安藤 朝夫  東北大学, 情報科学研究科, 教授 (80159524)
河野 達仁  東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00344713)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード不動産価格 / 実証研究 / 空間自己相関 / 日本
研究実績の概要

今年度はすでに整理済のデータ等に基づく研究の発表を行った。
「都道府県毎の地価関数の同質性」と題する論文では、不動産の価格の分析における難しい問題、空間的な範囲の設定について検討した。具体的には、地価公示データについて都道府県毎にクロスセクションのヘドニック地価モデルを当てはめた推定結果について、近隣都府県のペアで構造変化の検定を行い、地価関数が同質であるかを確認した。今回の推定結果からは、特に大都市圏内で異質であることが判明した。今後の研究においては、東北地方や関東地方などの大きなくくりでまとめて推定するのではなく、都道府県毎に別々に推定することが勧められる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2016年9月に研究代表者が東北大学から尚絅学院大学へ所属を変更した。前職場では無料で無制限に使用可能であったコンビュータソフトウェアMathematicaが、現職場では従来通りは使用できなくなり、研究の取りまとめが計画通り進まなかったため。

今後の研究の推進方策

4年間の研究期間の取りまとめとして、「都道府県毎の地価関数の同質性」と題する論文と多段階モデルの推定についての理論的研究を海外の学術誌に投稿予定である。

次年度使用額が生じた理由

2016年9月に研究代表者が東北大学から尚網学院大学へ所属を変更した。前職場では無料で無制限に使用可能であったコンビュータソフトウェア Mathematicaが、現職場では従来通りは使用できなくなり、研究の取りまとめが計画通り進まなかったため。

次年度使用額の使用計画

延期していた研究の取りまとめを進め、海外での発表と論文投稿費に使用する予定にしている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 都道府県毎の地価関数の同質性2016

    • 著者名/発表者名
      横井渉央
    • 雑誌名

      日本不動産学会2016年度秋季全国大会(第32回学術講演会)論文集

      巻: 1 ページ: 123-130

    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] 都道府県毎の地価関数の同質性2016

    • 著者名/発表者名
      横井渉央
    • 学会等名
      日本不動産学会2016年度秋季全国大会
    • 発表場所
      日本大学経済学部
    • 年月日
      2016-11-27 – 2016-11-27

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公開日: 2018-01-16  

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