世界金融危機による信用縮小と貿易縮小の日本地域別要因分析

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26380295
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 経済政策
• 研究機関: 滋賀大学
• 研究代表者: 吉田 裕司 滋賀大学, 経済学部, 教授 (40309737)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: Global Trade Collapse / Trade Finance / Japanese Exports

研究成果の概要

最も本研究課題に関連の強い研究としては、日本地域別輸出額が日本地域別融資額の影響を受けているかの実証分析を行った。相互因果関係、ラグ関係、輸出国別等の分析も行った。最も重要な結論としては、融資と輸出の関連性は必ずしも常に強いわけではないが、グローバル金融危機時については強い正の関係が確認された。すなわち、金融危機時の信用縮小が貿易縮小の一因となっていることが再確認できたことになる。
その他の関連強い研究論文を7本刊行した。その内の3本は国際学術誌であり、2本は国際研究書に含まれている。

自由記述の分野

国際金融