本研究は、途上国の経済成長要因の分析において、既存研究で見落とされてきた外交の経済成長に与える影響を明示的に分析することを目的としている。2015年12月には“Vietnam War and East Asian Economic Growth,” Musashi University Discussion Paper No.82(December 2015)をSSRNで発表。その後、インドネシアおよびモーリシャスの分析を行っている。本研究は、ケース・スタディを通じ、途上国の経済成長は自らの外交政策だけでなく、先進国の外交政策によっても大きな影響を受けると分析している。
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