研究課題
基盤研究(C)
金融サービスへのアクセスや利便性の向上を示す金融包摂の進展は、近年、多くの発展途上国において実現すべき主要な政策課題に掲げられている。本研究では、金融包摂の進展が実際に途上国の所得向上や貧困状況の緩和につながっているかについて実証分析を行った。分析の結果、商業銀行やマイクロファイナンス機関を通じた金融包摂は、経済成長の促進や貧困削減に有効であることが確認された。
経済政策