大卒介護職員を中心に介護労働について様々な面から研究した。国勢調査のデータから20歳代後半より上の大卒正規介護職員は非常に少ないことがわかった。その背景を探るため、個票を用いて、福祉関係大卒女子、一般大卒女子、一般大卒男子の介護職員が、入職動機、介護の仕事と今の職場からの離職意向、様々な悩みなどが如何に異なっているかを分析した。高学歴介護職員の背景として、福祉関係学部の入学者と福祉関係産業へ就職者のごく最近のデータを明らかにした。外国人労働については、EPAに基づく介護労働の受け入れと関連して、ベトナムでヒアリングを行った。
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