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2017 年度 研究成果報告書

日本的雇用システムが夫婦の関係性、家族形成に与える影響―フランスとの比較において

研究課題

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研究課題/領域番号 26380380
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 財政・公共経済
研究機関京都産業大学

研究代表者

藤野 敦子  京都産業大学, 現代社会学部, 教授 (50387990)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード日本的雇用慣行 / 転勤 / 女性の就労 / 家族形成 / 少子化 / 同一労働同一賃金 / 育児休業 / 仕事と家庭の調和
研究成果の概要

本研究では、2013年以降に本研究者が日本とフランスで実施した4つのアンケート調査に基づき、日本とフランスの仕事と家庭生活の両立の実態を解明するとともに日本のカップルにおける夫の転勤(転居を伴う人事異動)が女性の就労やカップルの家庭生活にどのような影響があるのか等を分析した。
分析結果から、夫に転勤のない女性が正規雇用を継続している傾向が高いが、一方で彼女達自身は転勤のある働き方をしている傾向が強いことが明らかになった。また夫の転勤によってライフステージを追うごとに家族が分離する傾向があり、そのため夫婦の性別役割分業が強化されていくことも明らかになった。

自由記述の分野

労働経済学、人口学、ジェンダー

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公開日: 2019-03-29  

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