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2016 年度 実施状況報告書

機関投資家・金融機関の証券投資の頑健最適運用モデルの実用化

研究課題

研究課題/領域番号 26380392
研究機関滋賀大学

研究代表者

楠田 浩二  滋賀大学, 経済学部, 教授 (90362368)

研究分担者 久保 英也  滋賀大学, 経済学部, 教授 (10362815)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードナイトの不確実性 / 消費と投資の最適化 / 確率制御 / 統合的証券市場モデル
研究実績の概要

頑健効用下の消費と投資の最適化問題において、現行の2ファクター証券市場モデルでは国内の株式価格の変動を十分に捉えられていなかったほか、海外の債券・株式市場は対象化出来ていなかった。
そこで、これらの市場を全て取り込んだ3ファクター以上の統合的国際証券市場モデルに拡張して確率制御問題を解くべく、2ファクター証券市場モデルを行列表現に書き換えて解き直し、非行列表現の結果と照合し、一致することを確認した。また、統合的国際証券市場モデルとして、Mamaysky (2002)の株式・債券市場統合モデルとLeippold and Wu (2007)の為替市場モデルを統合したモデルが有力であることを突き止めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

共同研究者との共同研究が継続不可能となったほか、家族の看病等により、当該年度に計画していた研究が進捗しなかった為。

今後の研究の推進方策

Mamaysky (2002)の株式・債券市場統合モデルとLeippold and Wu (2007)の為替市場モデルを統合した、統合的国際証券市場モデルの下、消費と投資の頑健効用最大化問題を解き、同問題を生保の最適運用問題に応用する。

次年度使用額が生じた理由

前述の通り、共同研究者との共同研究が継続不可能となったほか、配偶者の看病等の為、当該年度に計画していた研究が進捗しなかった為。

次年度使用額の使用計画

研究の為の書籍購入や出張等。

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公開日: 2018-01-16  

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