研究課題
本年度の研究は、基本的に3つに時期に区分できる。第一は、9月の国際学会までで、発表するためイギリスにおけるギルドの独占に関する研究をしたことである。[成果:[ギルドの衰退と独占ーイギリス地方都市の事例を基に「首都大OUワーキングペーパNo.ECN-01-2014-09 )]第二は学会後から1月にかけて、発表内容を様々な形で活字化したことであった。主要部分はイギリスの出版社で出版に向けて査読中である。[成果:②「第12回国際都市史学会(ヨ-ロッパ都市史協会)に参加して」『比較都市史研究』 ③'The decline of the guilds and their monopoly in English provincial towns'ルッカ・モカレリ(編)の一部として英国の出版社に提出済・査読中原稿]第三は、1月以降で、学会発表の過程で交流のあったPeter Clark 教授の日本への招聘を計画して学振に申請する予定で、その一方で次年度の国際学会に応募するためのプロポーザルを作成し採択されたことであった。[成果:④学術振興会、第2回 外国人招聘研究者(短期) ⑤プロポーザルApprenticeship and freedom in early modern English provincail towns:A Japnanese perspective]
2: おおむね順調に進展している
上記の実績は、ほぼ当初計画したとおりのものであった。一部、いくつかの都市や18世紀に関して史料分析が進まなかったところもあったが、当初計画していなかった招聘計画や次回の学会発表に見通しをつけたので、ほぼ予定通りといえよう
現在計画している、招聘計画の準備や、学会発表の準備をし、WPを仕上げる。昨年不十分であった、18世紀のExeter市やGloucester市の史料分析をする。
文具が予想外に安価だった。
次年度に鉛筆を購入
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首都大OUワーキングペーパNo.ECN-01-2014-09
巻: ECN-.ECN01-2014-09 ページ: 1-34
比較都市史研究
巻: 33巻2号 ページ: 40 41